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復讐するは我にあり のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 復讐するは我にあり
製作国
上映時間140分
劇場公開日 1979-04-21
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 凄い。唐突に始まる惨劇。その男の半生を振り返るがそこに殺人鬼の明確な根源は無い。しかし殺人鬼になるべくしてなったと思わせるものが緒形拳から発せられる。逃亡先で犯す殺人。逃亡資金を得るため?いや、ここでも殺人の意味を描かない。突発的なものではなく計画的な殺人であるにもかかわらず無差別に殺す。そこに怒りや快楽を描かない。ただ殺す。しかもその理不尽を必然のように思わせてしまう。この説得力はどこからくるのだろう。そして殺人鬼の妻と殺人鬼の父が最後に見せる喜劇的ショットに仰天。遺骨を放り投げても落ちてなるものかと空中で止まろうとしているのか。緒形の演技は圧巻だったが遺骨となってもまだ存在感を発揮する。凄い映画だった。
R&Aさん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-24 10:59:35)
その他情報
作品のレビュー数 49件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 51.76
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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