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昼顔(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 昼顔(1967)
製作国仏,伊
上映時間100分
劇場公開日 1967-09-30
ジャンルドラマ,シリーズもの,ロマンス,小説の映画化,エロティック
レビュー情報
まず夢がなんともエロチックなわけですがこれをどう捉えるかによって解釈が変わってきます。セヴリーヌの潜在的性願望と捉えるのが自然なのでしょうが、はたしてそうだろうか。セヴリーヌは少女時代のトラウマによって不感症となっています。そして夫を愛しています。夢は夫のために不感症を克服したいと願っているセヴリーヌの葛藤の表われではないでしょうか。そう考えるとですねぇ、夢以外のシーンは全て妄想で、不感症克服へのステップとして娼婦としてのわかりやすいステップアップが描かれ、色々な性癖を持った客たちが彼女を治療してゆく、、というのはどうでしょうか。さらに不感症という夫に対する負い目と同じく夫にも妻の介護なしでは生きられないという負い目を背負わせ、最後にはそれまで隠していたことを暴露し、二人に幸せが訪れるという彼女の妄想。全部が妄想と考えれば一番わかりやすくて楽なんですがそんな簡単、、じゃないですよねぇ。見れば見るほど引き込まれる作品です。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-26 17:10:04)
その他情報
作品のレビュー数 30件
作品の平均点 6.27点
作品の点数分布
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4413.33%
5516.67%
6826.67%
7826.67%
8310.00%
913.33%
1013.33%
作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 53.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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