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深夜の告白(1944) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 深夜の告白(1944)
製作国
上映時間107分
劇場公開日 1953-12-15
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
結末を最初に見せて回想録で綴ってゆくという手法はこの後ワイルダー自身の『サンセット大通り』を含めて多くのフィルム・ノワールに有効な手法として取り入れられることになる。さらに夢のハリウッドにおいての冷酷な女の登場は当時としては驚愕に値しただろう。そんなパイオニア的価値も評価しつつ、でもこの作品の面白さはやはりエドワード・G・ロビンソンの絡ませ方だろう。この人物が登場するたびにサスペンスは盛り上がり、しゃべることで暗いムードを一掃しテンポをつくる。マッチというアイテムを使って作品にユーモアを与え、最後にはそのユーモアのアイテムを哀愁漂うものに変えてみせる。と、脚本の巧さが際立っていますが、当時としては珍しい屋外ロケ、しかも夜!というのも犯罪映画の雰囲気を盛り上げている。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-05-08 11:06:06)
その他情報
作品のレビュー数 49件
作品の平均点 7.51点
作品の点数分布
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6816.33%
71326.53%
81428.57%
91224.49%
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作品の標準偏差 1.20
このレビューの偏差値 46.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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