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細雪(1983) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 細雪(1983)
製作国
上映時間140分
劇場公開日 1983-05-21
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
公開当時は宣伝にも力が入っており、かなり話題になっていたことを覚えています。なんといっても四姉妹の豪華な顔ぶれ。そして豪華な衣装。四姉妹それぞれにスポットが当てられ、しっかりと個性豊かに描かれている。大阪弁の中でも船場ことばが使われていますが、四女にまとわりつく桂小米朝の言葉がまさにその船場ことばなのですが、はっきり言って浮いている。例えば吉本新喜劇でしゃべっている言葉はまぎれもなく大阪弁なわけですが、あれはあくまで劇場で観客に聞かせる言葉であって、普段の会話ではあんなにはっきりとした言葉にはなりません。小米朝のしゃべりもまさに観客に聞かせる言葉で、実に不自然。本物の大阪弁と微妙にニュアンスがずれている他のキャストの「なんとなく大阪弁」に合わせてくれたほうがかえって良かったように思う。テレビCMでも使われていたと記憶する冒頭の京都を歩く四姉妹のシーンは絶品ではないが、なかなかに美しいのだけれど、それ以外は全体的に薄暗く、それは戦争前を暗示した暗さというにはあまりにメリハリのない暗さで、もう少し光の出し入れに気を使ってくれればと思うのは酷な注文だろうか。
R&Aさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-08-31 13:21:21)
その他情報
作品のレビュー数 37件
作品の平均点 7.16点
作品の点数分布
000.00%
112.70%
200.00%
300.00%
412.70%
525.41%
6616.22%
71232.43%
8821.62%
9410.81%
1038.11%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 46.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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