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キラー・エリート(1975) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キラー・エリート(1975)
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1976-04-24
ジャンルアクション,サスペンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 序盤のコンビ(ジェームズ・カーンとロバート・デュバル!)の描き方が商売女を絡めてくるところも含めて74年(この作品の前年)のマイケル・チミノ『サンダーボルト』を彷彿させる。そこから二人が目的地に着くとどうも60年代から70年代にかけて大量に作られた冷戦下でのスパイ映画の色を帯びてくる。ここから意外な展開に。カーンが撃たれて病院に。手術風景が事細かに描かれる。延々と。なんなんだこれは。その後のリハビリシーンも長いがそれはまだわかる。しかしこの手術シーンはいらんやろ。そしてその後はアメリカ・アクション映画ではじめて取り入れられたらしいカンフーが登場。これが場違い。それでも政治や上層部の腐敗が背景となるフライシャーやシーゲルあたりの70年代アメリカ・アクション映画の匂いをプンプンさせておりじゅうぶん楽しめた。と思ったら宿命の対決の伏線をこれでもかと散りばめていながらなんてあっけない、しかも早々の結末に愕然。しかも映画はここからまだ続く。クライマックスは主人公は見てるだけ。えらく抑揚のないクライマックスであった。どうにもこうにもチグハグさが目立つ作品ではあるが、先に書いた70年代アクション映画の匂いってやつでけっこう楽しめたように思う。ニンジャは見なかったことにする。
R&Aさん [映画館(字幕)] 6点(2011-03-04 18:18:48)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 4.10点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 61.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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