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硬派な男性映画を作る人、といったイメージのアルドリッチの遺作が女子プロレスラーの話ってのが面白い。もちろん結果としての遺作でありますが。女性がメインで出ていても、やっぱり硬派で骨太な映画。ところどころで女性らしさがフッと出てきてハッとさせられたりもするから尚ニクイ。アルドリッチの映画はどれも娯楽に徹している。しかし数多のハリウッド娯楽映画とは何かが違う。面白いけどやりすぎない。感動するけど大袈裟じゃない。楽しいけど哀愁がある。高尚なものには絶対見せない。こういうのが高尚な娯楽映画なんだと思う。
【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-08-06 15:28:25)
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