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戯夢人生 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 戯夢人生
製作国台湾
上映時間110分
ジャンルドラマ,戦争もの,歴史もの
レビュー情報
台湾が一時的に日本だったころに生まれそして生きた主人公その人が、ドキュメンタリー風に自らの人生を振り返り、淡々と語る。そして主人公の子供時代から順に彼の人生劇が映し出される。交互に映される語りとドラマの境界に最初は戸惑うも、徐徐にその極上のテンポにとりつかれる。美しい情景が素晴らしい構図で収められた画から始まり、動かない画の中に登場人物たちが的確な構図へと自らを動かしてゆく。候孝賢は相変わらず、当時の台湾ではごくありふれたものだろう、なにげない仕草や素振りを丁寧に映し出すことで極力「説明」を省き、「説明」以上のものを導き出している。静かに映し出される畑や大きな木、食卓や食器、土地土地の家屋、タバコを口移しで差し出す様(いいなぁ..)、家族の会話、そして家族の沈黙が何を語るわけでもなく、全てを語る。個人的には前作『悲情城市』のほうに、より衝撃を受けましたが、『戯夢人生』のほうが映画が映画らしくあるという視点においては、他の追随を許さない性質を持っているような気がします。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-12 15:13:02)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.14点
作品の点数分布
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1114.29%
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600.00%
7114.29%
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9228.57%
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作品の標準偏差 2.75
このレビューの偏差値 51.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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