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真田風雲録 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真田風雲録
製作国
上映時間100分
劇場公開日 1963-06-02
ジャンルSF,コメディ,時代劇,ミュージカル,青春もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 関が原の合戦跡を徘徊するガキ共が長い横移動で捉えられる。おお!と思ってるとそこに超能力少年佐助が現れる。おいおい。一気に胡散臭くなる。安易な発想とチープな特撮。やばいなこれ。と思ってたら時代は進み、ガキ共は若者に。ミッキー・カーチスがギターを弾きジェリー藤尾はスカーフを巻いている。なんだこれ。紅一点お霧って霧隠才蔵ですかい。なんだかとぼけた真田幸村が出てきたぞ。大阪冬の陣。佐助の妖術が笛とギターで拡散される。負けてられない敵方服部半蔵率いる忍者部隊が華麗なダンスパフォーマンスで迎撃する。なんだこれ。面白すぎる。冒頭で感じた胡散臭さを最大の武器とし、徹底したデタラメさで攻めてくる。特撮のチープさすら作品のデタラメ性向上に一役買っているではないか。天然ギャル千姫の今どき発言や歌謡ショーで十二分に和ませても、ミュージカル・コメディ特有のフワフワ感はなくひたすらデタラメ感が充満する。フワフワ感どころかどこか仁義に尽くす者の悲しき定め的な空気が漂っているのは加藤泰ゆえか。最後にやらなくたっていいけどやらなくちゃならない男の勝負、佐助VS半蔵で締めるあたりもやっぱり加藤泰。
R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-27 14:50:44)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.30点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.27
このレビューの偏差値 48.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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