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赤い天使 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 赤い天使
製作国
上映時間95分
劇場公開日 1966-10-01
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
舞台を戦場にしているのにエッチなほうにエッチなほうにもってゆくのがなんとも嬉しいのだけど、若尾文子って増村作品に限らずけっこう艶っぽいイメージのわりにおっぱいとか絶対見せないでやんの。あるんだろうけど私は見たことない。まあそれは置いといて、エッチな描写もしつつも、戦場の過酷さには一切手を抜いていなくて、暑苦しく誇りっぽい画面に展開される荒っぽい手術シーンや機械的に感情無く死体と怪我人を振り分けるシーンや体の一部を失くした軍人たちが呻き声とともにひしめき合う画づらの圧倒的な悲壮感とグロテスク感は凄まじいものがある。だからこそ若尾文子のまわりだけがまるで異空間のようになる軍医と看護婦のメロドラマがなんともいえない気色悪さを出していてかえって魅力的なのだと思う。後半の「西はいやです」「上官からの命令だ」「いやです」とかコスプレシーンの気色悪さといったら!なんといっても増村監督が後にテレビでやった「スチュワーデス物語」のノリですから。
R&Aさん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-26 11:16:41)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 44.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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