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外套と短剣 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 外套と短剣
製作国
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
同じように対ナチスのレジスタンスが登場する『死刑執行人もまた死す』と比べるとかなり娯楽性に重きを置いており軽く見られがちな作品ですが、そもそもラングの映画は娯楽に富んでいるという点こそが最大の魅力なわけだから、こちらの『外套と短剣』のほうこそがラング的ともいえる。とは言ってもたしかに核を扱ったシリアスなスパイものに主人公と女スパイとのロマンスまで入れてしまってはちょいと軽くしすぎかなとも思わないでもない。でもやっぱりラングの見せる物語は分かりやすくて面白い。原子爆弾がナチスではなくアメリカなら良しとする展開は今見るとかなり抵抗があるだろうが、先に書いたように娯楽映画と割り切って観られる作品になってます。ゲイリー・クーパーを主演に置いたハリウッドスタイルなんだけど、どこか影を感じるのはドイツのユダヤ人、ラングが描く戦争ものゆえなのでしょうか。
R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-07 15:35:43)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 5.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.09
このレビューの偏差値 60.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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