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地上最大のショウ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 地上最大のショウ
製作国
上映時間152分
劇場公開日 1953-04-25
ジャンルドラマ,ファミリー,ロマンス
レビュー情報
セシル・B・デミルといえばやっぱり『十戒』を思い浮かべるんだけど、『十戒』もこの『地上最大のショー』もデミル監督の最晩年の作品。実はそれよりもずっと以前、1910年代から超大作をバンバン作ってきた人で、映画=スペクタクル=ハリウッドという図式の礎の人でもある(もちろん『十戒』が極めつけであることは間違いない)。サーカスってのは映画以上に=スペクタクルなわけでサーカスの見所をたっぷりと見せることがそのまま映画のスペクタクルとなっている。花形スターもいれば道化役もいる。仕切り役もいれば裏方もいる。スペクタクルを生み出す大サーカス団はデミル監督にしてみればまさに映画製作チームと同じだろうと思われる。プライベートよりもひたすらサーカスのことだけを考える座長はもちろんデミル監督の分身なのだろう。だからこそその意志を一番の理解者であるヒロインが引き継ぐラストシーンが爽快なのだ。男女の掛け合いがストーリーに埋没してしまい、それ単体で楽しめないのがもったいない。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2010-06-10 15:44:00)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 7.05点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
415.26%
5315.79%
615.26%
7736.84%
8315.79%
9421.05%
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作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 40.48
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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