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アンディとグロリアの会話、ダニ-と近所のおばさんとの食い違った会話など、しゃれたジョークがイギリス映画っぽい。炭坑閉鎖という暗いトーンの中で、こういうジョークや随所に散りばめられたコミカルなシーンが絶妙なバランスを保っている。そのバランス感覚が良すぎて、誰もがそこそこ楽しめる作品になっているかわりに、シリアスとコミカルのどっちつかず感を個人的には感じてしまう。名指しでサッチャー批判をするところは、もちろんこの作品のメッセージではなく炭坑夫たちが当然持っている感情としてなんですが、びっくりしました。こういうところを活かしてシリアス路線で攻めてみても良かったような、、。感動を無理やりに煽らない演出は良かった。
【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-30 13:09:22)(良:1票)
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