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《ネタバレ》 漂うレトロ感、さりげない映像、魅力的な脇役・・・。決して嫌いじゃないはずなのに、好きになれない映画でした。まず共感できる場所がなかった。全編を通して、どこかで聞いたことがあるようなセリフが多かったのも気になりました。主役二人がダメです。妻夫木聡は語りは上手だけど、真剣な場所での嘘っぽい笑顔が、自己顕示欲が見えすぎて一時期の布施博の笑顔みたいで興ざめでした。セックス前にあんなに嘘っぽい笑顔をされたら、本気にはなれないのじゃないでしょうか。池脇千鶴の役柄は、生意気でかわいいはずなのに、生意気を言ってしまう嫌みさが少しもかわいくも痛々しくも感じなかった。ふたりとも頑張っているなという感じがしましたが、そう感じさせてしまう時点で駄目な気がします。映画のイメージとくるりの音楽はなんとも似合っていました。
【omut】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2005-02-22 03:55:56)
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