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何度観ても、オードリーの美しさや可愛らしさに驚嘆のためいきがでてしまう。あやうく、もろく、あさはかなホリーが、オードリーが演じたとたん、可憐で魅力的でお手本にしたい女性に見えてしまうところが、すごい。舞台であるティファニーのお店の前を行き交う、ゴージャスな人々も、チェックしているとなかなか面白い。個人的には、ホリーではなく、ポールを囲っていた奥様に感情移入してしまうので、ポールに別れ話を持ち出された彼女が、精一杯の虚勢を張って、すがりつくまいとしているのが可哀想で痛々しかった。ヒモ男でなくなったポールと、前科持ちになったホリーが、今後きちんと生活していけるとは思えないが、ムーンリバーの音楽にのせられて、ラストシーンで「良かったねぇ」と思ってしまう。古き良き傑作映画ではあると思う。
【ルクレツィアの娘】さん 7点(2003-10-28 21:07:11)(良:1票)
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