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リプリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リプリー
製作国
上映時間140分
劇場公開日 2000-08-05
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
かなり良かった。映像も音楽も、役者の演技も。原作だけを読んでいたのなら、感動すら覚えたかもしれない。しかし、アラン・ドロンで確立されてしまったリプリーのイメージは、もはやひっくり返しようが無い。マット・デイモン、すごくいいのになぁ。なよなよとアメーバーのような実体の無い人間であるリプリー像が素晴らしいです。野心的で不遜な感じがあり、上流の人間になれそうでなれないよな、と思わせてしまう感じが、良い。そして、ジュード・ロウが美貌を前面に出して頑張っているので、本当に「月は太陽になれるのか」という命題がわかりやすい。実は「太陽がいっぱい」は、アラン・ドロンが魅力的すぎたのと、金持ち度がわかりにくくて、何でそんなにリプリーが友人になりすましたいのかわからなかったんです、私・・・・・・。この映画の問題点は、他の人も言っているように、女優陣。途中で、意図的にやってるのだな、と気づかされるが、ハッキリ言ってパルトロウとブランシェットは区別が付かない。どうせかぶっているなら、ケイト・ブランシェットのほうを婚約者にするべきだったと思う。「太陽がいっぱい」のようなバカ娘ではなく、事実に気が付いていく賢さと上流階級特有の残酷な冷たさを持つキャラクターにしたのだから、パルトロウでは威厳不足。
ルクレツィアの娘さん 6点(2003-06-03 20:23:55)
その他情報
作品のレビュー数 195件
作品の平均点 5.86点
作品の点数分布
010.51%
100.00%
221.03%
3136.67%
42010.26%
54824.62%
64523.08%
73115.90%
82613.33%
963.08%
1031.54%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 50.51
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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