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アンナと王様 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アンナと王様
製作国
上映時間148分
劇場公開日 2000-02-05
ジャンルドラマ,ラブストーリー,歴史もの,実話もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
チョウ・ユンファがそれなりにタイの王様に見えてしまったが、たぶんタイの人から見ればブーイングものだろう。しかし、押し寄せる欧米文化に立ち向かう、という意味でかつての日本とも重なったし、全体として今までの「王様と私」から比べれば格段に良い作品。明らかに今までの作品は、タイを低い文化と見なし、バカにしている傾向が強かったが、この作品はタイの王室とタイの文化歴史に敬意を払っている。「アンクル・トムの小屋」のエピソードにもそれを感じた。また、アンナがインドをイギリスだと思っていて、インド人の使用人を当然のように使っているところとか、アンナが決して一般の女性より開明的で賢いわけではなかったことを教えていて、興味深かった。後半は安易だと思う。とくに、ラストの二人のダンスは、ちょっとやりすぎ。原作を読んでいないので、詳細は分からないけれども、なんだかアンナのうぬぼれっぽい。ただ、ラストのラストを王太子の視点にきりかえてタイの近代化が始まることを示したのは良かった。後半にたくさん文句があったのに、これだけで感動させられてしまった。そして、セット・衣装がこれだけゴージャスだと映画を観ていて嬉しい。
ルクレツィアの娘さん 6点(2003-06-08 13:58:08)
その他情報
作品のレビュー数 86件
作品の平均点 6.48点
作品の点数分布
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211.16%
311.16%
466.98%
51922.09%
61922.09%
71517.44%
81416.28%
989.30%
1033.49%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 48.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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