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風と共に去りぬ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 風と共に去りぬ
製作国
上映時間232分
劇場公開日 1952-09-04
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
人間、特に女性は、「世界は私を中心に回っている!」という考えを抱くもの。これはまさにそういう映画。全てはスカーレットなのだ。だから当時の南部の白人社会がどうだとか、北部の男がどうだとか、そういう事は「南部の超お嬢様、超美人のスカーレット」の目から観た世界なので、この映画でどうこう論じるのは意味がない。ここにあるのはひとりの女性の強烈な生き様であって、それが愚かだとか我が儘だとか言うのも意味が無い。こういう女性がいて、こういう悲しみがあって、こういう生涯があった。それが全て。このヴィヴィアン・リーが演じたスカーレット・オハラは、私が映画史上最も愛するヒロインだ。どこかわざとらしいお嬢様が、物語が進むに従って、表情が険しくなり、美しさが壮絶に増してくる。彼女の顔つきを追っているだけで、四時間はあっという間。むしろ足りない。倍あってもいいぞ! 意味なく長い映画は大嫌いだけど、この作品だけは「もっと見せて!」と言いたくなる。「??」な部分も無いとは言えないが、まちがいなく珠宝の名画。私もスカーレットの十分の一でいいから強くありたい。
ともともさん 10点(2004-10-22 09:34:14)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 260件
作品の平均点 7.58点
作品の点数分布
020.77%
141.54%
231.15%
341.54%
4103.85%
5176.54%
63011.54%
74316.54%
84115.77%
94416.92%
106223.85%
作品の標準偏差 2.20
このレビューの偏差値 55.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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