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ロボコップ(1987) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ロボコップ(1987)
製作国
上映時間103分
ジャンルアクション,SF,シリーズもの,犯罪もの,刑事もの,バイオレンス
レビュー情報
公開当時、バイオレンス描写や風刺的な演出などが印象に残っているし、今でも面白い作品だと思うが、この映画、何がロボコップをロボコップらしくしているかといえば、ロボコップを演じている役者の独特の演伎だと思う。
鳥の動きを参考にしたという演伎は本当に素晴らしい。これに機械的な効果音を加えればロボットらしく見える。動きが鈍重でも目線を合わせずに撃った玉が命中するような芝居がさらに機械らしさを醸し出している。
CGを使うより生身の人間が、努力して機械らしさを演じるほうがより「らしさ」を感じさせることが出来ることは、今の映画人は大いに学んだ方がいい。
低予算でもこういう演出は可能だということを見て、日本でも出来るはずだと悔しい思いをしたものです。昔ニュースで原宿かどこかで、マネキンを演じている役者の動きを見て、着ぐるみのロボットでも「らしく」見せることが出来るはずだと思っていたのがまさにこの映画でやられてしまいました。
最近でもCGの巨大ロボットが活躍する映画があって、それはそれで面白いのですが、この生身の人間の力が醸し出す「らしさ」というのは今こそ見直されてもいいと思います。CGに欠けているのは、この重量感、質感、「匂い」のようなものだと思います。
どっぐすさん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-03 00:40:50)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 216件
作品の平均点 6.95点
作品の点数分布
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231.39%
320.93%
4104.63%
52913.43%
63918.06%
74922.69%
84319.91%
92712.50%
10146.48%
作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 50.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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