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生きて行くと色々と悩みやら壁やら劣等感やら焦りやら嫉妬やらと重い想いがあるもの。そんなものがあると漠然と不安になったり頭が重くなったりと、まるで喉のどこかに刺さった骨のような得体の知れない痛みが出てくる。そんなものが一切合切なくなればいいのに、と思うことはたくさんあるけれど、そんな痛みがあるからこそ人生なんだと言っているような作品だと僕は感じました。「そんな痛みで悩んでるの?贅沢な悩みだね。悩むことがあるだけいいじゃない」と言われているような。行定さんの作品はもうちょっと的をしぼってくれたらいいのに、と思うことが多々あるんですよね。それは僕の力不足で的がしぼりきれてないだけかもしれませんが。
【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-27 01:00:37)
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