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間違えられた男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 間違えられた男
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1957-06-19
ジャンルサスペンス,法廷もの,モノクロ映画,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 冤罪事件を対象とした映画は数あれど、拘置の細かい手続であるとか、護送の際の一連の風景であるとかをここまで丁寧に描出した作品って、ほとんどないのではないだろうか(後に周防監督が「それでもボクはやってない」でその究極を実現しましたが)。また、取調官が、わざとらしく怒鳴ったり威嚇したりするのではなく、あくまでも「真剣に間違っている」だけなのが、現実的な恐怖をにじみ出させている。そんなわけで、前半はヒッチコックらしからぬ正統的社会派系の内容なのですが、後半は今度は奥さんの錯乱に一気に焦点が移動して、しかもこれはこれで出来が良いため、結局何がテーマなのかが分からなくなっている。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-04 00:57:49)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 6.37点
作品の点数分布
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924.88%
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作品の標準偏差 1.49
このレビューの偏差値 43.88
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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