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大誘拐 RAINBOW KIDS のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大誘拐 RAINBOW KIDS
製作国
上映時間120分
ジャンルサスペンス,コメディ,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作は、日本ミステリー史上に残る大傑作なんです。それも、和物には珍しく、人が死なない、犯罪なのにエンターテインメント感満載、読後感は爽やかという、ほかにはほとんど例がないという意味でも傑作なのです。それだけに、映像を見ても多分満足できないだろうと先回りしてしまい、これまで見るのを避けていましたが、今回意を決して見ることにしました。さて、2時間という枠内の割には、必要なポイントはほとんど押さえており、原作を大切にしていることが窺えます(本当は3時間欲しいけど)。配役で突出しているのは、岸部一徳と天本英世。これは見事に原作そのまんま。ほかの人たちも頑張っていますが、関西弁に慣れていない人が多かったのは残念でした。あと、私のとし子刀自のイメージは、前から勝手にミヤコ蝶々を想像していたので、北林谷栄には少し違和感がありました。緒形拳は、もう少し、井狩警部の「怒り」「激しさ」の部分を前に出してほしかったと思います。それにしても、日本ミステリー屈指の名場面「カメラ越しの対面」を本当に映像化してくれたのは嬉しい。私も小説の中の一視聴者になれました。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-08-01 00:44:01)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 55件
作品の平均点 7.35点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
411.82%
559.09%
61018.18%
71221.82%
81527.27%
9916.36%
1035.45%
作品の標準偏差 1.42
このレビューの偏差値 43.30
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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