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ソフィーの選択 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ソフィーの選択
製作国米,英
上映時間150分
劇場公開日 1983-10-15
ジャンルドラマ,戦争もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 最初に見たときは、現在の妙な三角関係の描写ばかりで話が前に進まないとか、ケビン・クラインが1人で切れすぎではないかとかいろいろ拍子抜けした部分があったのですが、よく見てみたらとんでもない。あの三角関係の中にこそ、ソフィーが背負ってきたものの重さが全部に滲みまくっているということが今頃になって分かりました。ネイサンはひたすら自己中心的でコミュニケーション不全なのですが、解放後に魂を抜かれたような状態になっていたソフィーとは、きっとお互いに同じものを感じ合ったはず。そうすると、ケビンの切れ具合も必須の描写であったことが分かります。また、一気に話を飛ばすことなく、一枚一枚薄紙をめくるように明かされるソフィーの過去も、強力な現実性をもって迫ってきます(「嘘をつきすぎてどれが本当か分からなくなった」というソフィーのさりげない一言が重い)。これこそが人間ドラマの描写です。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2005-07-11 00:18:15)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 59件
作品の平均点 7.42点
作品の点数分布
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5610.17%
6813.56%
71423.73%
81220.34%
91118.64%
10610.17%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 55.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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