タイトル名	阪急電車　片道１５分の奇跡
製作国	日
上映時間	119分
劇場公開日	2011-04-29
ジャンル	ドラマ,ラブストーリー,ロマンス,小説の映画化

《ネタバレ》　脚本も演出も、説明的で事務的で機械的でどうしようもないんだけど、電車内に世界が限定されているとか、いろんな登場人物の多重交錯という設定とかは好みなので、それなりに見入ってしまったのも事実。とはいえ、結局は設定に寄りかかっただけということにはなってしまうのですが。表現として目を引いたのは、前半の電車内で白ドレスというシュールな光景と、ラスト近くの中谷美紀と少女のやりとりくらい。この少女は、「私、実はいじめられてるんです」とかいうことをいちいち言わないからこそ、すべての登場人物の中で存在が最も光っているわけで、何でほかの人たちにも同じ扱いをしてあげなかったのか、不思議でならない。

作品のレビュー数	61件
作品の平均点	5.69点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 1.64％ 2 0 0.00％ 3 4 6.56％ 4 6 9.84％ 5 13 21.31％ 6 21 34.43％ 7 10 16.39％ 8 5 8.20％ 9 1 1.64％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.47
このレビューの偏差値	51.45 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値