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白夜行 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白夜行
製作国
上映時間149分
劇場公開日 2011-01-29
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 もともと、長大でかつ多数の人物が登場する原作であるし、しかも描写構造の独特性(それぞれの事件において、真相を読者に明示せず、それが事件であるのかということさえ明らかにしない)に本質があるので、映像化は困難なのではないかと思っていた。しかし、省略や統合を大胆に実行しつつも、中途半端な盛り上げは入れずに、2人を第三者視点からしか描かないという原作の鉄則は尊重する姿勢が窺えた(探偵・今枝のパートを、1カットとわずかな台詞だけでまとめ上げた手際は見事)。●それなのに、ああそれなのに、どうして日本の映画は、最後の最後に2時間ドラマになってしまうのでしょうか。亮司の人生の基盤とその行動が少しでも分かっていたら、屋上であんな台詞を吐かせるわけがないでしょうし、そもそも亮司と笹垣が直接やりとりをするという発想自体がありえないでしょう。何でこうやって、自分の努力を自分でぶち壊すような真似をするのかね。この陳腐な20分間で大幅減点です。●ただし、途中の1シーンで、ハヤタ(黒部進)と東光太郎(篠田三郎)を共演させて台詞のやりとりまでしてくれるというのは実に素晴らしいサービスだったので、ここに+1点。いや、中身にはまったく関係ありませんが。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-02-13 00:54:57)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 5.45点
作品の点数分布
000.00%
112.50%
200.00%
325.00%
4717.50%
5820.00%
61435.00%
7512.50%
837.50%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 43.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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