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ジュリアス・シーザー (1953) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジュリアス・シーザー (1953)
製作国
上映時間120分
劇場公開日 1953-12-06
ジャンルドラマ,モノクロ映画,歴史もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
普通の伝記ものかと思っていたら、これもシェイクスピアだったのですね。しかし、導入部からいきなり、各登場人物がいちいち仰々しい台詞回しで嬉しくなってくるのですが、それでいてテンションが先走りになることもなく、手堅い展開を確保しています。カメラや美術関係も一つ一つが丁寧で、舞台劇の引き写しにとどまらない映画としての作品世界を完結させています。俳優陣では、何といってもカシウス役のサー・ジョン・ギールグッドの貢献が絶大ですね。この演出下でこの台詞を喋れるのが嬉しい、という喜びすら感じさせるような、強力な眼力と存在感を発しまくっています。一方で、マーロン・ブランドの10分超えの演説も圧巻(ここ以外には出番が少ないのが、かえって迫力を増している)。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-15 01:30:21)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 52.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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