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そして父になる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 そして父になる
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2013-09-28
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 主人公・野々宮の造形については、ステレオタイプなものを脱却しようという懸命な努力は窺えるし、安直な方向に流れてはいない。しかし、そこを突き抜けて、この壮絶な物語の中心に位置するほどの存在を確立しているかといえば、そこまでは至っていないし、やはり食い足りない。●ただし、尾野・真木・リリーとの四者の取り合わせは絶妙であり、ここの押し引きの呼吸が万華鏡のように交錯することによって、作品に一本の鼓動を与えている。とりわけ、ほどよく一般人、ほどよく俗物、ほどよくいい人という役作りを完成させたリリーの功績が大きい。●病院との交渉シーンや法廷シーンはまったく滅茶苦茶で、交渉の場で病院はあんなことは絶対に言わないの連続だし、法廷では何が争点なのかがさっぱり分からない(大体、取り違えに争いがない以上、病院は責任の否定のしようがないのでは?何で尋問が行われてるの?)。看護師が証言台で突然告白というのもありえない(どっちが申請した証人なんですか?)。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-01-09 04:17:37)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 85件
作品の平均点 7.11点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.18%
333.53%
422.35%
567.06%
61315.29%
72428.24%
82023.53%
91112.94%
1055.88%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 46.02
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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