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紙の月 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 紙の月
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2014-11-15
ジャンルドラマ,サスペンス,ラブストーリー,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 若い男との逢瀬にはまっていく過程を相当すっ飛ばしているのは、あえて省略であると理解して(もっとも、その前提となるべき家庭の空洞感なり不足感が描写されていないので、説得力があるとはいえない。あの旦那さん、相当いい人だと思いますけど)。問題は、主人公が横領する金額なり手口までが、一気にエスカレートしていて、市井の一般人が足を踏み外して落ちていくという現実感がないこと。また、上司の次長が絵に描いたような無能描写なのも、その監督をかいくぐる横領というスリリングさを削いでいる。全体として、無表情演技が絶大なインパクトを放っている小林聡美に相当助けられていますが、その存在感ゆえ、最後は物語まで彼女に浸食されてしまいました。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-05-24 02:10:24)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 6.06点
作品の点数分布
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100.00%
223.85%
300.00%
4713.46%
5917.31%
61223.08%
71528.85%
835.77%
935.77%
1011.92%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 42.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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