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《ネタバレ》 一つ一つのシーンが重く、先に光も見えぬままずっと続いていく。客観的に見ればネグレクトと評価されてもやむをえないような両親なのだが、子供たちからすれば、そう簡単にそれをどうこうすることはできない。その現実を踏まえながらも、どこまでもその心理の奥を探っていこうとする誠実さがある。●ハレルソン&ワッツの役作りは恐怖のレベルにまで達しており、あらゆる場面でその場限りの出まかせを口にしながら、しかし変なところでは一貫していたり、頭も回ったりするという人格を、何も強調せずに自然に表現している。ブリーの方が押され気味なのが意外でもあったのだが、さらに、少女時代(特に成長してからの方)の子役の演技も驚異的(実はブリーは裏でこちらからも押されているという気も)。
【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-07-02 01:00:56)
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