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キネマの神様 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キネマの神様
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2021-08-06
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 松竹100周年ということで、映画愛みたいなものをテーマにしたったんでしょうけど、タイトルからも連想する「キネマの天地」のレベルにすら遠く及んでいませんでした。人格設定も演技も演出も、すべてが安直で、練った気配がありません。●しかもこの作品には核爆弾級のギャグがあって、食堂でリリー・フランキー達が映画談義をするシーン、自信満々に「その台詞は邪魔」「脚本は10のところを7で止める」などと言い放っている。いや、この作品自体が、邪魔な台詞ばっかりで、10のところを100くらい喋らせてるでしょ。さらに、孫と祖父が脚本を作るシーンで、孫が「クライマックスにその台詞はストレートすぎる」などと言っちゃってますが、まさにストレートな台詞ばかりで構成されているこの脚本の中で、一体何を言っている(言わせている)のでしょうか。脚本家が自分で書いていることの意味を分かっていないのか、分かっていてあえてやっている(あるいは、せざるをえなかった)のか、謎は尽きないところですが、この脚本のレベルの前には、真相はどうでもいいです。●往年の名女優の役名が桂園子というのも、絶対に園井恵子のもじりなんでしょうけど、こういった中途半端なレスペクトもどきにも腹が立ちます。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2023-04-05 02:19:45)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 5.86点
作品の点数分布
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114.55%
200.00%
314.55%
429.09%
5731.82%
614.55%
7627.27%
829.09%
929.09%
1000.00%
作品の標準偏差 1.91
このレビューの偏差値 36.72
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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