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一つ一つのシーンには間違いなく迫力と重量感があるのに、一方で妙に細切れで、また視点もやたらぶれているという困った作品。本来は潜入者に軸足があるはずなのだが、その割にはその特殊極まりない立場や行動に関する葛藤とか恐怖があまり感じられず(FBI関係者と堂々と何度も会っているのも不思議)、一方で描写としては全体的なハンプトンや党の歴史を語ろうとしているようにも見える。カルーヤの存在感に、かなり助けられているのではないかと思います。
【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2025-05-30 01:36:29)
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