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飢餓海峡 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 飢餓海峡
製作国
上映時間183分
劇場公開日 1965-01-15
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 元が優れた作品だから、普通に再現するだけで質の高いものになるのですが、後半に重点を置きすぎて、途中からはその辺の刑事ものになってしまったのが残念です。まず、函館で、下北で、そして東京で、弓坂刑事がいかに執念の捜査をしていたのかをきちんと描写しないと、後半の展開に実感が出てきませんし、樽見の「どこまでも追われる立場」にもつながっていきません。また、八重の東京生活は10年くらいになっているはずなのですが、その時の経過も今ひとつ表されていません。そもそも八重自体、妙に芝居に力が入りすぎていて、役に本来必要な可憐さとか純粋さが表現できておらず、むしろ、八重という人物は精神的に不安定だったのかとすら思わせるような役作りになってしまっていました。●ところで最後、得意気に爪とか古新聞を突きつけてますけど、あれ実は、何の証拠にもなってないんですが・・・(樽見との関連性は何も立証されていないから)。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2004-08-19 01:52:09)
その他情報
作品のレビュー数 76件
作品の平均点 7.64点
作品の点数分布
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61317.11%
71823.68%
81722.37%
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1056.58%
作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 35.16
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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