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樺太1945年夏 氷雪の門 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 樺太1945年夏 氷雪の門
製作国
上映時間119分
劇場公開日 1974-08-17
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 第二次大戦中に、ソ連が条約を無視して一方的に侵攻してきたこと、日本の降伏後もさらに武力行使を続けたこと、そしてそれらの責任は現在までどこでも問われていないことという、日本の歴史上の重要事項を現在にまで伝える貴重な作品。しかも、あくまでも主人公たちの日常生活に立脚した上で、生々しさと現実性をもってその理不尽さを描写しきっているところに意味がある。とりわけ、二木てるみと藤田弓子の存在感は、作品に大きな説得力を与えている。まるで本当に郵便局内で事態の推移を見ているような迫力があるし、それによって、結末が単に衝撃的であるというにとどまらず、今日に生きる我々にも数多くの示唆と教訓を示している。
Oliasさん [映画館(邦画)] 8点(2010-11-04 00:17:04)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.05
このレビューの偏差値 54.74
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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