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泥の河 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 泥の河
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1981-01-30
ジャンルドラマ,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 前半のところ、姉弟が主人公宅に招かれるシーンが凄い。ごくありふれたやりとりの中に、5人のそれぞれの立場からの内心が複雑に絡み合って、奇跡のような均衡を見せつけている。何かが壊れそうで壊れない、その辺のミステリーやサスペンスよりも圧倒的にスリリングな20分間。●その画面を引き締めているのは、実はあのお姉さんだと思う。出会いでも中盤でもラストでも、彼女が登場するたびに、確かなドラマの動きを感じさせる。それに刺激されたのか、田村高廣の演技も絶好調。●それと、ほとんどのシーンは橋とその両袂という狭い範囲で起こっているのに、その限定を縦横無尽に使い切っているカメラの切れ味が凄い。うどん屋の建物の中のレイアウトなんかも、周到に計算されているなあと嘆息。
Oliasさん [DVD(邦画)] 9点(2011-09-24 04:33:03)
その他情報
作品のレビュー数 42件
作品の平均点 7.98点
作品の点数分布
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512.38%
637.14%
71023.81%
81535.71%
9819.05%
10511.90%
作品の標準偏差 1.18
このレビューの偏差値 57.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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