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悪魔が来りて笛を吹く(1979) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪魔が来りて笛を吹く(1979)
製作国
上映時間136分
劇場公開日 1979-01-20
ジャンルサスペンス,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作は横溝正史で一番好きな作品なのですが、もうこれは、全然、駄目。まず何より、椿邸のあの妙に明るい雰囲気は何なの。一般人なら足を踏み入れただけで違和感がじわじわと迫る陰惨な雰囲気がたれこめているのが椿家では?それに、原作では犯人以外のいろんな人がミスリードとして機能しているわけですが、その辺が全然なくて、真犯人があからさまに怪しいのが途中でまるわかり。椿夫人が犯人に気づく一番の見せ場もなければ(当然、その再現場面もない)、あろうことか、曲そのものにこめられたトリックも全カット。事件の鍵となる一番の男女関係は途中でそのまんまばらしちゃってる。というわけで、制作者はいったい原作のどこを読んでいたのか不思議、というか、端的に言うと、何から何まで駄目です。斉藤とも子がぎゃーぎゃーうるさいのにも参りました。そんな中でも確実な演技で仕事をきちんと行った二木てるみに3点。
Oliasさん [地上波(邦画)] 3点(2008-01-24 03:51:06)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 4.67点
作品の点数分布
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6316.67%
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915.56%
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作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 42.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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