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長崎の鐘 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 長崎の鐘
製作国
上映時間94分
劇場公開日 1950-09-22
ジャンルドラマ,戦争もの,医学もの,モノクロ映画,歴史もの,実話もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 後年の「この子を残して」に比べると、特に前半は、普通のホームドラマ風の描写が続いており、永井博士の思想や背景に踏み込んでいるとは言いがたい。しかし、原爆投下後の世界の反転、そして如己堂での生活の描写は、果てしない重みをもって迫ってくる。何よりも重要なのは、この作品が製作されたのは原爆投下からわずか5年後であり、永井博士のご存命中であり、若原雅夫と月丘夢路は実際に如己堂で生前の永井博士と面談して役作りを行っており、その上でGHQの検閲をくぐり抜けて作られたものであるということ。内容もそうなんだけど、それ以上に、当時の息づかいがダイレクトに聞こえてくるという点において実に貴重。
Oliasさん [映画館(邦画)] 7点(2015-08-02 20:30:42)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 70.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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