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次郎物語(1987) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 次郎物語(1987)
製作国
上映時間110分
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 文部省選定、原作は古典文学、キャストはいかにもないい人たちばかり・・・と、類型的な優等生作品を想起させるのですが、それにとどまってはいませんでした。まず、子役にしっかり演技がつけられている(特にバタバタした動きの生々しさ)ところで、演出側の気合を感じさせます。随所に挿入される一面の田園風景や、屋内シーンの適度な暗さも上々です。その中で、主人公次郎が地道に成長していく過程も、堅実に表現されています。●とはいえ、やっぱり一定枠は脱しきれていないのですけどね。主人公一家が経済的に破綻していくくだりなど、競りの場面だけではなくて、もっと日常レベルで切り取ってほしいところでした。あと、せっかく高橋惠子さんを起用していて、しかも出番もそこそこ多いのに、母親としてのさしたる見せ場がなかったのも残念。その割に、終幕の病状場面の描写はやたら長いです。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-02-20 21:40:52)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 47.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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