Menu
 > 作品
 > ス行
 > 砂の女
 > チューンさんのレビュー
砂の女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 砂の女
製作国
上映時間147分
劇場公開日 1964-02-15
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
安部公房恐るべし。因習の暗喩(管理社会の比喩というよりも、私はこちらを感じた) 。砂そのものの中に住む、いや、住まわて因習を受け入れている女だった。こうなると、使命ともいえる。そして、アリ地獄のごとく因習に縛られる男。少し間違えれば、私の嫌いなアングラ的表現になってしまうのだが、これは表現が写実的なのだ。こんな地方があるわけないのに、砂の世界が、やけにリアル。おどろおどろしい役の岸田今日子が何故か可愛らしい。「ミザリー」の原型では?。「ミザリー」は暴力で押すが、今作品の女性は、ひたむきなのです・・。
チューンさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-02-23 17:00:19)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 8.41点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
613.45%
7413.79%
81137.93%
9827.59%
10517.24%
作品の標準偏差 1.03
このレビューの偏差値 46.13
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
砂の女のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS