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《ネタバレ》 次々に展開される父親のホラ話は、いかにもウソ臭く、こんなのありえねぇよと思いながらも、変なキャラクター達や、奇想天外なエピソードの数々はどれも魅力的で、凄く引き込まれた。そして、いつしかそれらの話は皆本当だったのではないかと思えてきた。それほど映像にも説得力を感じた。むしろ、どれがウソで本当かなんてのはどうでもいい事で、大事なのはいかに聞き手を楽しませるかという事なんだなぁと思った。そしてラスト、息子が父親を初めて理解し、父親に話を聞かせる場面のなんと感動的なことだろう。これには思わず泣いてしまった。観た後は実に清々しい気分になり、いつまでも余韻に浸れるような、そんなステキな作品であった。 それから、これは余談だけど、息子役の人が終始ヴィンセント・ギャロに見えて仕方なかった(笑)
【きのすけ】さん 8点(2004-05-18 17:41:41)
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