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ひまわり(2000) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ひまわり(2000)
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2000-07-09
ジャンルドラマ,ファンタジー
レビュー情報
《ネタバレ》 小学校の時の同級生の女の子が死んだ。地元で行われる葬式は、いわば同窓会のような場になる。そこでは、思い出が交わされ、日常にかき消されていた過去の記憶が呼び起こされる。この感覚は、誰にでもあるものだと思う。自分の友達にもいるようなキャラクターが、この映画の中には、バランスよく配置されている。何気ない会話と雰囲気で、脚本の存在を感じさせないのが、行定監督の持ち味で共感が持てる。映像もリリカルできれいである。日常と非日常の狭間。リアルとファンタジーの狭間の世界観が、この映画では心地よく感じられた。監督作の「きょうのできごと」と相通ずる「仲間うちで酒を飲んで、だらだら過ごし海に行っちゃう」設定。行定さんも同じような青春を送ってきたのだろう。そんな仲間内から自然に出てきたような会話と台詞と、「こういう奴いるいる」というキャラクターがこの映画をある意味、いとおしいものにしていると思う。
ムーチンさん 7点(2004-07-24 12:27:12)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 6.15点
作品の点数分布
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212.50%
325.00%
4922.50%
537.50%
6410.00%
7922.50%
8922.50%
925.00%
1012.50%
作品の標準偏差 1.94
このレビューの偏差値 52.25
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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