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《ネタバレ》 以前に鑑賞した際はまだ未熟だったせいか、映像美などは凄いなと思ったけれど実はそれほどピンとくるものがありませんでした。
しかし、機会がありこのファイナル・カット版を鑑賞しましたが、以前よりも琴線に触れるものが多くありました。 今ではすっかり、レトロフューチャー感が増してしまったシド・ミードの舞台造形や、ヴァンゲリスのスコア、退廃的な雰囲気を持つ未来都市、そしてレプリカントと人間とは?と、様々なことが交差し、とても見ごたえのある作品でした。 実際、以前に観たのが十数年前の一度きりなので、どこがどう変わった、とかはよくわからないのですが、それでも十分に楽しめました。 そして最初にこの形態を鑑賞したのが実はCSだったのですが、作中舞台と同じ2019年に劇場で公開されたのを機に再び鑑賞しなおし、やはり大スクリーンで見てこその映画だな、と思いました。 そして、同年に亡くなったルトガー・ハウアーの冥福をお祈りします。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-08-06 13:14:32)(良:1票)
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