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罪の天使たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 罪の天使たち
製作国
上映時間96分
劇場公開日 2010-02-20
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ブレッソンの最初期の作品、ということからか、後の「田舎司祭の日記」や「少女ムシェット」よりも幾分かは暗くないように感じました。
世間知らず、というか、信仰と理想の塊のような主人公アンヌ・マリーと、俗世間の辛さを一心に引き受けているようなテレーズの対比、アンヌ・マリーの理想と高潔さに馴染めずに異物扱いしてしまう他の修道女のやりとりなどはなかなかハラハラさせられ、最後まで見入ってしまいました。
信仰とは、という内容が濃いですが、前半の脱獄のシーンや、顔馴染みに復讐するシークエンスなどはサラッとしていながら逆に品のある演出で、作品の「動」部分でありながら、雰囲気を崩さない程度の演出でとてもよかったです。
臨終って割には途中走ったりして元気じゃん(笑)、と野暮なことを思ってしまいましたが、誓いの言葉をテレーズが継ぐ件からのラストなど、非常に印象深いシーンが多くある作品でした。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 7点(2021-07-11 16:57:16)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.28
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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