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レッド・バイオリン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 レッド・バイオリン
製作国カナダ,伊
上映時間131分
劇場公開日 1999-05-22
ジャンルドラマ,ミステリー,音楽もの
レビュー情報
《ネタバレ》 アントニオ・ストラディバリのようなおっちゃん(といってもよく知りませんが…)が劇中で「怒りを作品に込めろ」といっている通り、嫁さんを失った怒り(少し違う)を文字通り作品に塗りこめた…って、普通にに考えるとちょっとイっちゃってるというか恐ろしいものが込められたバイオリンが主人公の映画ですが、感情を込めて初めて心を動かすものになる音楽ですから、そう云う“想い”の強さという点では人々を魅了し、破滅に追いやるほどの魅力を秘めた楽器ということに納得出来ました。冒頭のオークションのシーン、そしてレッド・バイオリンの誕生から現代にいたるまでのストーリーが交差していくという構成は見ていてなかなか面白いものがあり、一部のカメラワークやバイオリンの演奏は本当に鳥肌が立つほどにすばらしいものでした。一度は中国で眠りについたレッド・バイオリン。しかし、また復活し、サミュエルのような楽器を愛する者を狂わせた。そして恐らく、この映画を見た我々も、この名器に狂わされていく事でしょう。バイオリン好きにはたまらん映画です。
クリムゾン・キングさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-23 03:15:53)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 6.36点
作品の点数分布
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100.00%
213.03%
313.03%
439.09%
539.09%
6618.18%
71133.33%
8721.21%
913.03%
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 56.46
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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