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「ゴジラ」(84)、「ゴジラ対ビオランテ」(89)と,どうも大森一樹監督の作品に関しては,ついつい「平成ガメラシリーズ」とついつい比較してしまい,辛い評価をせざるを得なかった私ですが,何と本作は「ガメラ」シリーズの金子監督を起用。そのせいかどうかわかりませんが,設定に無理がなく,見事なCG処理と特撮効果もあって,見栄えのする一作となりました。個人的には趣味でないけれど(笑)熱演だった新山千春さんが,負傷しながら小田原~みなとみらい間を自転車で走破したり,父親役の宇崎竜童がゴジラに嚥下されたにもかかわらず無事だったり,ゴジラが邪悪極まりない存在だったり,キングギドラもモスラもバラゴンもとにかく情けないくらい弱っちかったり,と突っ込みどころはありましたが,「ガメラ」で感じた昔の戦争映画を見るような興奮が感じられたので,私としては合格点です。それにしても,箱根のゴジラを攻撃してあっさりやられた戦闘機,日の丸つけたSu37に見えたような気がしたのですが,実態は何だったのでしょう・・。
【koshi】さん 8点(2003-06-15 19:58:28)
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