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大好きなピクサー作品の中で
唯一のシリーズもの。 擬人化する現実味のない作風をディズニーが 作らせようとするが、 ピクサーがしたいことは そうじゃないとぼくは信じている。 ぼくらが気づいていないだけで 彼らはぼくらの知らぬ間に動き出し、 友情を育み、愛に生き、 幸せを求め、 人と同じように悪戦苦闘している、 そう思えることが ファンタジーの醍醐味だと思う。 だからぼくらは気付かされる。 幼い頃に遊んだ ウルトラマンの人形、 迫力満点の100/1ゴジラ、 合体する戦隊ものおもちゃ、 ぼくはどうしてしまったんだっけ、と。 いつからあそばなくなり、 どこへやってしまったのかもわからない。 お世話になったのに。 大人と呼ばれる年齢になった今、 この作品を通して 幼きころの追憶に帰らされる。 きっとぼくに子どもができたら、 おもちゃを買い与え、 そして子どもにこの作品を観てもらう。 泣いて、笑って、感動して、 ウッディやバズ、アンディたちを 好きになって、 おもちゃを大切にすることを 微笑みながら きっと感じてくれると思う。 友情や愛情、ものを大切に気持ち、 それらを強要ではなく、 ちゃんと感じることのできることが 本当に素晴らしい。 伝えたい想いは、 ウッディやバズから教わった。 まっすぐな優しい笑顔から、 強く強く伝わった。 大人も昔は子どもだった。 子どももいつかは大人になる。 全ての人間の心に届く おもいやりに満ちた作品。 ありがと。 【ボビー】さん [映画館(吹替)] 9点(2011-06-06 08:50:57)(良:2票)
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