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物語の雰囲気は非常に穏やかで、例えば、村長がどんなに主人公を敵対していたとしても、それさえも柔らかく穏やかに思えてくる。かといって物語はチョコレートのようには甘すぎない。例えれば、甘みの中に大人の苦味がある、そんな感じ。主人公の女性がチョコレートを作ったり、不思議なアンティークを眺めたりしている時は、御伽噺の中に登場する魔女のようなオーラを放っていた。お客の好みをクルクル回る不思議な物体で当てるのもすごくそれっぽかった。甘い匂いに引き寄せられるのは子どもばかりではない。恋から随分とかけ離れてしまった大人達が、若かりし頃の情熱を呼び覚まされるように引き寄せられた。正直かなりアダルトな作品だった。“愛”というより“LOVE”を感じましたね。何が違うのか?つまり、洋風な感じです。
蛇足ではありますが、エンドロールが始まって初めてラッセ・ハルストレム監督の作品だったと知りました。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-22 22:44:34)
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