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オカンの嫁入り のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 オカンの嫁入り
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2010-09-04
ジャンルドラマ,ファミリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 いわゆる、家族・人情物の映画なんだと思うのですが、基本的に泣かせに行かないのが良かったのではないかと思いますね。その意味で、個々の役者がみんな上手い具合に嵌るような演技をしているので、それがこの映画の妙なのかな。前々から注目してたのだけど、桐谷健太は本当にいい役者になりましたね。ある意味どんな役でも嵌ってしまう器なのかもしれないですね。大竹しのぶや宮崎あおいの演技を賞賛する人は多いと思うけど、桐谷がこの二人を引き立てるような演技をしっかりしているから演技が映えるんじゃないかな、と思う次第です。
残念なのは、脚本や演出が非常に雑なんじゃないかな、と思った事ですね。月子がPTSDになっているというのを見せるのに、障害の状況を映像で表現しながら回想に持っていく訳なんだけど、はっきりいって上手くいっているとは思えませんでした。それとやっぱり原因となった同僚に対しての会社の対応があまりにも不自然なんです。サラリーマンの経験があれば、こういうのはすぐに気が付くはずなんだけど、映画ではそのまま流されてしまっている訳です。こうした部分をもっと丁寧に作ってあげれば、映画の内容自体は至極まっとうな良い映画だと思うけど、そうなってなかったのが残念です。
奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-04 12:46:49)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.42点
作品の点数分布
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6541.67%
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作品の標準偏差 1.11
このレビューの偏差値 54.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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