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ペーパー・ムーン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ペーパー・ムーン
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1974-03-09
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,犯罪もの,小説の映画化,ロードムービー
レビュー情報
 ピーター・ボグダノビッチの映画への愛が随所に感じられる懐古調の佳作ロードムービー。MVPは何と言ってもアディ役で史上最年少オスカー(助演女優賞)に輝き、本作で衝撃のデビューを飾った天才子役テイタム・オニール!!とどなたもお思いだろうが、実のトコロ弱冠9歳でのオスカー受賞に果たした縁の下の力持ち的役回りとしてモーゼ役のライアン・オニールの存在を忘れる訳にはいくまい。如何に天才子役と言えど撮影に臨むプレッシャーは相当なモノだった筈。メインで共演する相手が”実の父”であるコトがどれ程彼女をリラックスさせ、彼女の持ち味を存分に引き出す絶妙のサポートとなったかを思い合わせれば、実はライアンこそが本作の最高殊勲選手であるとしても格別不当なモノではなかろう。「ある愛の詩」のオリバー役を含め、ハッキリ言って個人的に全然好きなタイプの俳優ではないが、本作と「バリー・リンドン」での彼は例外。後味悪いヤツばっかりで辟易だった70年代映画群にあって一際輝く小粋な本作に…8点!
へちょちょさん 8点(2003-10-05 00:23:40)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 175件
作品の平均点 8.01点
作品の点数分布
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6137.43%
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86034.29%
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102313.14%
作品の標準偏差 1.31
このレビューの偏差値 49.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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