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ジャイアンツ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジャイアンツ
製作国
上映時間201分
劇場公開日 1956-12-22
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 本作でジョージ・スティーヴンスが見せる悠々たる大河ドラマ演出に、昨今の●HK大河ドラマ制作スタッフは括目せよ!と声を大にして言いたい。二流の大根アクターに過ぎないロック・ハドソンが(ジョーダン役で)かくも輝きえたのはスティーヴンスの非凡なディレクションの賜物である。彼(ハドソン)が後にAIDS感染をカミングアウトして死去するまで本作以外コレといった代表作も名作も無いのが何よりの証拠!レズリー役のリズ・孤独な牧童ジェット役のジミーとも持ち味を遺憾無くフルに発揮しており、キャストのアンサンブルも(前半は)ほぼ完璧と言えよう。難点は…強いて挙げるとすれば、後半の主役3人は(チャチい)老けメイクではなくて年齢相応な熟年俳優でダブルキャスティングにしてくれてたならなぁ。文句無し10点満点だったんだけど。あと、ジェットの当て馬にされるキーパーソンにしてはラズ二世役にキャロル・ベイカーじゃチト弱いってか荷が重い。2点マイナス。余談ながら個人的に作中で最も印象的な場面は、幼いラズ二世がペドロと名付け可愛がっていた七面鳥がクリスマスで丸焼きターキーと変わり果てたのを見て「これがペドロ?」と泣きじゃくるトコロ。ジェットがオイルにまみれながら石油を掘り当てるシーンとか他にも名場面には事欠かない本作で何故選りに選ってそのどうでもいいシーン??とお思いでしょうが、本人にも何故かはよく分からない。とにかく強烈に印象に残ってしまったんだから仕方ないとですw。
へちょちょさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-15 01:53:33)
その他情報
作品のレビュー数 56件
作品の平均点 6.73点
作品の点数分布
000.00%
111.79%
223.57%
300.00%
423.57%
558.93%
61425.00%
71221.43%
81119.64%
9712.50%
1023.57%
作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 53.72
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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