Menu
 > 作品
 > ラ行
 > ラスト・ショー
 > へちょちょさんのレビュー
ラスト・ショー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ラスト・ショー
製作国
上映時間118分
劇場公開日 1972-07-20
ジャンルドラマ,シリーズもの,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
 映画評論家から転身した変わり種、ピーター・ボグダノビッチ監督による何ともホロ苦い青春映画の秀作。さびれた場末の映画館オーナー・サムを演じたベン・ジョンスンが味わい深い名演でオスカー助演男優賞を、主人公ソニー(ティモシー・ボトムズ)と肉体関係に陥る、体育教師の妻役のクロリス・リーチマンがオスカー助演女優賞を各々獲得。特にベン・ジョンスンはジョン・フォード西部劇での派手な乗馬アクションしか取り柄のない大根、という先入観を覆す見事な演技で男の渋さを体現し痛快。取り壊しが決まった映画館での最後の上映作品は「赤い河」(1948年・監督:ハワード・ホークス)。ジェフ・ブリッジスと旧交を温めつつソニーの観るラストショーは余りに切ない。個人的には結局結ばれることなく終わったサムとの若き日の恋を、イタズラっぽい表情でソニーに告白するエレン・バースティンも鮮烈な印象を残す。
へちょちょさん 8点(2003-01-29 12:44:30)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5311.11%
6622.22%
7829.63%
8829.63%
927.41%
1000.00%
作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 57.94
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ラスト・ショーのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS