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誓いの休暇(1959) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 誓いの休暇(1959)
製作国ソ連
上映時間88分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,ロマンス,ロードムービー
レビュー情報
 異様に制作費をかけた大スケールの国策共産主義万歳映画ばっかりだった当時のソ連映画界にあっては正に異色だったグレゴリー・チュフライ監督の傑作反戦映画。時代性も加味すれば評価はもっと高くてもイイと個人的には思う。実際、チュフライ監督は当局から睨まれ、この後”干された”のだから。何より主人公アリョーシャが誇張された英雄扱いされておらず、等身大のヒトの善意を優しく表現している点で好感度大。ギリギリ残された僅かな時間でひしと抱き合う母と息子。洋の東西を超えてグッと心に迫る名場面だ。エイゼンシュテイン亡き後、ソ連にもキチンと”人間”を描ける監督が存在することを世界に知らしめた功績は計り知れない。タルコフスキーやニキータ・ミハルコフらの先駆となったチュフライ監督に敬意を表し…9点!
へちょちょさん 9点(2003-01-23 16:44:40)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 8.60点
作品の点数分布
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81122.92%
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101633.33%
作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 51.74
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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